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妻が切迫早産で入院して5日目。上の子に「ママは帰って来られなくなっちゃったの?」と聞かれた。

papaです。

妻が切迫早産で入院してから、5日目が終わる夜です。

娘(2歳半の女の子)に先ほど「ママは帰って来られなくなっちゃったの?」と聞かれたので、そのことを書きます。

 

これまでの妊娠生活で娘に伝えてたこと。

少し前から「ママのお腹の中に、赤ちゃんがいるんだよ」と教えてあげたり、「赤ちゃん、君に会いたいんだって。遊んでほしいって言ってるよ」と伝えたりしていました。

参考記事

「君に会いたくて生まれてくる」:第二子を迎える上の子に、スムーズに赤ちゃんを受け入れてもらうための必殺技

ちなみに、以前は妻と話をして「しばらくは分からないだろうから一人っ子生活を満喫させてあげよう」ということで、ほとんど触れないようにしてました。赤ちゃんの話をし始めたのは、7ヶ月の頃からだと思います。

 

娘にとって、生まれてくる赤ちゃんのことが急にリアルになった

入院した当日、面会中に看護師さんがやってきて、娘に「ポコポコ聞いてみようか?」と言いながら、お腹の赤ちゃんの心音確認(スピーカーみたいなので)をしてくれるという、なんともリアルな瞬間が。

上の子は不思議そうにしながらも「赤ちゃん、ポコポコ?」と言っていて、なんとなく理解している感じ。

で、この時、看護師さんが上の子のことを「お姉ちゃん」と何度も呼びました。

僕は「うちではまだ、『お姉ちゃん』として扱ってないんだからあんまりそう呼んでほしくないかも」という気持ちでした。まだ、違う。まだ、一番の主役の一人娘としての最後の時間なのだから「お姉ちゃん」にはしないであげたい、という気持ちです。

本人は、ちょっと「ん?」という顔をしていたので、僕としても「とはいえ、ジタバタしても時は近づいているからな」と思い、「お姉ちゃんだってどうする?」と聞いてみたりなんかしてみました。

本人は、ウフフンという感じで分かったような分からないような、別に嫌そうではない照れたような表情をしていました。

 

今夜のこと

今夜、先ほどの寝かし付けの時、娘が「パパのお腹でネンネする」と言い出して、壁にもたれて斜めになった僕の上で寝る体制に。

その後しばらくして、僕の顔を見て「ママはおうちに帰って来れなくなっちゃったの?」と聞きました。

ママがしばらく帰ってこないんだということがちゃんと分かったのと、聞いていいことなのかちょっと迷ってて、今まで聞けなかったのを頑張って聞いたというような真剣な顔でした。

ママがずうっと帰ってこないんじゃないかという不安もあったのかもしれません。暗い中ですが、きっちり僕の目を見ていました。

僕からは、

「そうだね、あと20回くらいパパと一緒に寝たら帰って来られるんじゃないかな」

「赤ちゃんがお腹にいるのは知ってるでしょう?ほんとはもうちょっとお腹の中で大きくなるまで待っててくれないと困るんだけど、赤ちゃんがもう出てこようとしてて(パパとママと君に早く会いたいらしい)、ママのお腹がちょっと痛くなっちゃったの。だから、病院でお薬しながら静かにしてないとダメなんだよ」

「しばらくしたら帰ってくるか、赤ちゃんと一緒に帰ってくるかもしれないね」

と、まるごと全部そのまま話しました。

ちゃんと理解できるかどうか、というのは関係なくて(あるけど)、真剣な目で聞かれた時に、誤魔化してもしょうがないだろな、というのが頭にあったからです。

ママの病院へ面会に行くと、帰り際に「ママは帰らないの?」と聞いたり、家にいるときに「ママはなかなか帰ってこないねぇ〜、早く帰ってくればいいのにねぇ(ぶぅぶぅ)」といった調子で僕の顔を見たりして、状況を把握しようとしていました。探りを入れるというか、ど真ん中を聞くのがちょっと怖いという娘の性格もあるのかもしれませんが、そういう色々な感情や葛藤、理解を経て、ついに僕に聞いてみたんだと思ったのです。

娘は、意外に「なるほど、そうなのか」というような顔をして「お医者さん、『お姉ちゃん』って言ってたね」「でもさぁ、赤ちゃんは小さいんだよ。どうやって遊べばいいの?」といった会話へと進みました。

その後5分くらい、僕の目をのぞき込むようにしたり眠くなってみたりしながら、明らかに何か考えた様子をして、それから寝息を立てて眠ってしまいました。

 

娘がすごい成長しちゃった!?

この数日で、娘は大きく成長してしまいました。

我慢することを覚えて、疑問に思ったことをなんでも全部聞くことをやめて、パパを以前にもまして人間味のある(つまりダメさのある)人物として受け入れるようになったと思います。

その成長度合いは凄まじくて、突然頭が良くなったようでドキッとします。

これは、別によいことでもない気がしてちょっとかわいそうな気もしますが、実際どうなんでしょう?

「もっと無邪気に何も心配せずにいさせたい」というのは、案外、親がそう思っているだけで、子どもというのは、もっとたくさんのことを理解しているし、受け止めて葛藤して、こっちの思う以上に分かってるものなのかもしれないです。

もしかして、変わったのは娘の変化に気がつけるようになった僕の方かもしれないですね。

それと、説明しているようでいてきちんと全部を説明していない親に対して、娘のほうが遠慮をしていた面もあったと思います。説明してくれないから、聞いちゃいけないことのような気がしちゃうというか。

 

パパは楽しむべし

実は昨日は仕事の全く出来なさにイライラしたりもしたんですが、今日は貴重な時間と割りきって、とにかく付き合う、向きあう、遊んじゃう、みたいな気分で行ってみました。二人で図書館に行って、行きも帰りも1時間かけて寄り道しながら遊びながら。

それで、なんかそういうふうにした方が、信頼関係も強くなるし可愛いし、3日ほど損したような気がしています。

難しいんですけどね。お休みの日はともかく、仕事の日になるとどうしても悩んじゃうような気はしてます。

明日からも頑張らないと

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Author: papa

西川伸一 年齢:32歳 仕事:二児の父。WEB制作、ディレクションの受託をしているかたわら、ころぐの開発と運営をしています。ノビル株式会社代表取締役。 twitter:@shinichiN

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